白と黒のその間に、無限の色が広がっている
セルフケア論 #24(2020年7月のnote記事を再編集)
今回は「0か100かじゃなくて、その間でもいいのでは?」という話です。セルフケアをやる or やらないではなく、少しだけやる。姿勢を意識する or しないではなく、少しだけ意識する。50でも70でも30でもいい。
「ちゃんと」が続かない理由
「ストレッチをやろう」と思うと、多くの人は「ちゃんとやろう」と意気込みます。全身を、30秒キープで、深呼吸しながら、痛気持ちいい強さで……。でも、ちゃんとやるのは大変で、時間がかかる。疲れを取るためのストレッチなのに、ちゃんとやろうとすると疲れている日にはやれない。これはすごくもったいない。
「適当にやる」という第三の選択肢
適当なストレッチとは——辛いところだけ伸ばす。キープしない(形だけ作る)。呼吸は自然のまま。とりあえずまっすぐ伸ばすだけ。もちろん「ちゃんと」のほうが効果は高いけれど、適当でもわりと効果はあるし、まったくやらないよりは断然いい。筋トレも同じです。余裕でできる負荷で、1セットだけでもいい。
白(完璧)か黒(ゼロ)かで考えると、人生の大半の日は黒になってしまいます。その間に広がる無限のグレー——今日の体力に合わせた「今日の色」を選べる人が、結局いちばん遠くまで行けるのです。