料理をするようにセルフケアをすれば、不調は解消に向かう

リリースハウスのセルフケア論、第1回。(初出: 2020年7月のnote記事を再編集)

「体のためにセルフケアをしているのに、肩こりや腰痛、頭痛がなかなか良くならない」——そういう人は多いと思います。

その理由はおそらく、あなたのセルフケアが「一つだけ」だからです。

セルフケアは大きく分けて4つある

不調の根本的な原因は、突き詰めると2つ。筋肉の硬直筋肉の弱化です。しかも筋肉の硬直には、ピンポイントで硬くなる「コリ」、広範囲に硬くなる「ハリ」、縮んで硬くなる、伸びたまま硬くなる、使われずに硬くなる……といろいろな種類があります。

だから、「ほぐすだけ」「伸ばすだけ」では足りないことが多い。緩めるだけでなく鍛えることも、一つの方法だけでなく組み合わせることも必要になるのです。

料理に似ている

食材を包丁で切るだけでも、サラダのようなものは作れます。でも「切る」に「火を通す」「味付けする」を組み合わせたほうが、作れる料理は増えるし、きっと美味しくなる。

肩こりや腰痛も同じです。ストレッチだけでも軽い不調は楽になるかもしれませんが、「ほぐす・動かす・鍛える」と複数の方法でアプローチするほうが、体は変わりやすくなります。

専門家は「一つ」を極める。私たちは「組み合わせ」でいい

多くの人がセルフケアを一つしかやらないのは、体の専門家たちが一つのことを極める存在だから、かもしれません。マッサージ店は揉みほぐし、ヨガスタジオはヨガ、ジムのトレーナーはトレーニング。「狭く、深く」は専門家の役割です。それがあなたの体に合えば、それで解決します。

でも、合わなかったなら——自分では「広く、浅く」、いろいろなセルフケアを組み合わせて試せばいい。それがリリトレ(リリース&トレーニング)の考え方です。

伝えたいことは一つだけ

「一つだけ」ではなく、いろいろなセルフケアを試してみてください。

マッサージだけでなく、ストレッチもしてみる。緩めるだけでなく、鍛えてみる。時間は短くていいし、ユルユルに柔らかくする必要も、ムキムキになる必要もありません。

「何をすると肩こりが楽になるかな?」「この動きをしたら腰が楽になった!」——そうやって体の声を聞きながら試していけば、あなたの体に合うセルフケアがきっと見つかります。それを見つけるまで、どうか諦めずに、体と向き合い続けてもらえたら嬉しいです。

次:「完璧なセルフケア」をしなければ、不調は解消する(#2)

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